貧血から耳鳴りが出ることもある？

貧血から耳鳴りの症状が表れるといった実例は意外とたくさんあります。 貧血が起こると、体内の細胞の酸素が少なくなり酸欠状態を引き起こしますが、酸欠状態が続くにつれて体内のヘモグロビンが減少していきます。 ヘモグロビンが減少すると、心臓は身体に血液をどんどん流れるようにするため活動が活発化しますので、心拍数が上昇してしまい、動悸を感じるといった症状が表れます。 また、動悸を感じるといった以外にも、立ちくらみをしたり、座り込んで動けなくなるといった症状も表れるほか、耳鳴りといった症状も起こってしまうのです。 貧血は鉄分が不足していると起こりやすく、また、男女の割合ですが圧倒的に女性のほうが貧血が起こる確率が高くなります。 中には貧血が起こる前兆として耳鳴りが起こるという人もおり、耳鳴りが起こってから血の気が引いて貧血になったという人もいます。 したがって、貧血と耳鳴りの関係性は切っても切れない関係といっても過言ではありませんが、貧血を予防するためにも鉄分不足やカルシウム不足にならないよう注意したいものです。