拍動性耳鳴りってどんな病気？

拍動性耳鳴りとは、別名、血管性耳鳴りとも呼ばれている病気です。 耳にもたくさんの血管があり、多くの血液が流れていますが、耳にある血管もしくは耳周辺の血管において、動脈硬化が起こり血管が細くなってしまった場合に起こる耳鳴りです。 血管が細くなってしまうと、もちろん血液の循環は悪くなってしまいますが、血液の流れが悪くなることによってザーザーといった音などが聞こえる病気のことを言います。 拍動性耳鳴りで聞こえる音はほとんどが上記のことが原因で起こりますが、だからといって耳が聞こえなくなるですとか、後遺症が残ったりするといったことはありません。 拍動性耳鳴りは大半が自然治癒する病気ですのであまり気にする必要はありませんが、心配な人は一度耳鼻科を受診するといいでしょう。 ただし、拍動性耳鳴り特有の音が聞こえ始めて１週間以上経つのに一向に耳鳴りが治まらない場合などは病院に行くようにしましょう。 拍動性耳鳴りで聞こえる音は血液の流れている音がほとんどで、通常の耳鳴りが起こっているときに聞こえるような金属音などは一切聞こえないのが特徴でもあります。